ATHLETE

ATHLETE インタビュー Vol2

2018.10.26

ATHLETE インタビュー Vol2

10月27日・28日に行われる第14回世界選手権(25M)代表選手選考会に向けて、そしてパンパシ水泳2018に出場した選手の方々へインタビューを行いました!

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瀬戸大也選手(ANA/JSS毛呂山)プロフィールはコチラ

パンパシフィック水泳選手権を振り返って、瀬戸選手にとってはどんな大会でしたか?

パンパシフィック水泳選手権では、メインの400m個人メドレーで金メダルを狙いにいく、という強い気持ちで臨みました。結果は銅メダルで残念ではありましたが、金を狙うというために前半から積極的に攻める、と、レースに向かう姿勢をぶらさずに臨めたことが、自分にとっては大きな収穫でした。

それを含めて、今年1年は自分が決めたことをしっかりできている年だったので、すごく充実したシーズンでした。

今年は世界短水路水泳選手権が中国・杭州で行われます。そこに向けた意気込みを教えてください。

世界短水路水泳選手権に向けては、400m個人メドレーの4連覇が懸かっていますし、今年こそは世界記録を出したいと思っています。

夏のシーズンが終わったあとに出場した短水路の大会では、あまり練習していなかったにもかかわらず良いフィーリングで泳げていますし、課題も良く見えました。

課題というのは、平泳ぎの感覚があまり良くなかったことと、ラストの自由形で自分が思ったようにスピードを上げられなかったことですね。最後の自由形に関しては練習不足の部分ですから、これからしっかり練習を積めばクリアできると思います。

まずは10月の選考会で代表に入って、そこからは高地合宿を行う予定ですので、そこでしっかりと良いトレーニングを積むことができれば、自信を持って前半から突っ込んでいくレースが世界短水路水泳選手権ではできると思っています。

やはり短水路で良い結果が出ると、その勢いで長水路でも良い結果が出ます。はじめて世界一になったのも、2012年の世界短水路水泳選手権で、その翌年の長水路の世界水泳選手権でも世界一になれました。そういう面も含めて、短水路の試合は自分にとって、夏に結果を出すための必要な要素なんです。ですから、世界短水路水泳選手権で世界記録が出せれば自信にもなりますので、しっかりと4連覇をして、来年のシーズンにつなげたいと思います。


清水咲子選手(ミキハウス)プロフィールはコチラ

パンパシフィック水泳選手権を振り返って、清水選手にとってはどんな大会でしたか?

前回のパンパシフィック水泳選手権では、チームのみんながメダルを獲るなかで私だけがメダルを獲れなくて、とても悔しい思いをしました。なので、今年は絶対にメダルを獲る、という強い決意で臨みました。調子もすごく良かったので、自己ベストを出してメダルが獲れたらいちばん良かったんですけど、タイムが出せなかったことは反省点です。でも、今回のパンパシフィック水泳選手権ではメダルが獲れて、そこは合格点だと思っています。

今年は世界短水路水泳選手権が中国・杭州で行われます。そこに向けた意気込みを教えてください。

まず10月の世界短水路水泳選手権の選考会は、結構熾烈な争いになると思うんです。そのなかで、周りに惑わされることなく、自分のレースをして1番になることが私にとっての大きな目標です。

私が記録を出せていたときは、自分のレースに集中して、自分のやりたいことを最後まで貫くことができていたんですね。短水路の大会は、ターン前後で周りが見えてしまうので、そこで慌てないで、呼吸を整えながら泳ぐことが私にとってはとても重要。それができれば、練習ではしっかり泳ぎ込めていますし、自己ベストは出せると思っています。

昔は目の前の練習をただこなすことしかできなかったんですが、今はレースの最後の辛いところで、ライバルと競った自分を想像しながら練習できているんです。ありきたりな言葉ですけど、『練習はレースのように、レースは練習のように』ということが、すごく大事だと実感しているので、そういう練習が今は積めるようになっています。

世界短水路水泳選手権本番では、どちらかというと前半は周囲について行って、後半にグググっと上がってくるようなレースが理想的。そういうレースをしたいですね。来年の世界水泳選手権でメダルを獲れるようなイメージを作るためにも、まずは世界短水路水泳選手権でメダルを獲りたいと思います。


藤森太将(木下グループ)プロフィールはコチラ

パンパシフィック水泳選手権を振り返って、藤森選手にとってはどんな大会でしたか?

タイムや結果についてはまだまだな部分もありましたが、今後につながる、手応えを感じることができた大会だったと思います。

その手応え、というのは、フォームの部分ですね。今までは結構力を使って、上半身で引っ張るような泳ぎをしていました。そうではなく、もっと身体全体を使って、楽に、そして速く泳げるようなフォームへの改善を行っています。平泳ぎで考えると分かりやすいと思いますが、平泳ぎはテンポを上げたからといって速く泳げませんよね。力を入れるところは入れて、抜くところは抜く。泳ぎのメリハリをつけるイメージです。

もうひとつ取り組んでいるのが、ストローク長を伸ばすこと。ボートをこぐとき、オールを深いところに入れて、長くグーッとこぐとたくさん進みます。それと同じイメージで、しっかり水を捉えて長くストロークすることで、効率の良い泳ぎにする。そういう取り組みを今していて、パンパシフィック水泳選手権は、その泳ぎの部分で結構良い感覚がつかめた大会だったんです。

今年は世界短水路水泳選手権が中国・杭州で行われます。そこに向けた意気込みを教えてください。

僕は短水路のタイムにプラス5〜6秒くらいのタイムが、長水路で泳げるタイムの目安になると思っています。実際、僕の今の200m個人メドレーの短水路での自己ベストが1分52秒で、長水路は1分57秒です。なので、世界短水路水泳選手権で1分51秒台を出すことができれば、来年の4月では長水路で1分56秒台を出すことができると思うんです。

ですから、まずはしっかりと自己ベストを出すことを目標にして臨みたいですね。

もうひとつは、その自己ベストを出すために、スタート後、ターン後の15mをしっかりと加速できるような泳ぎをしていきたい。そこをしっかりトレーニングできていると、長水路のレースでもスタート後、ターン後で周りよりも頭ひとつ前に出ることができる。そのためにも、ターン前後の技術は意識して取り組んでレースに臨みたいと思っています。


長谷川涼香選手(東京ドーム/日本大学プロフィールコチラ

パンパシフィック水泳選手権を振り返って、長谷川選手にとってはどんな大会でしたか?

パンパシフィック水泳選手権では、メダルが獲れなかったことが、いちばん悔いが残るというか、悔しいところです。

今振り返ると、100mの時点で、ちょっといつもと違うな、と感じる部分はありました。感覚的には、もっと楽に泳げるはずなのにな、と思う部分もあって。本当に調子が良いときは100mを折り返してもまだまだいける、と感じることもありますし。難しいですね。

でも、その後は気持ちも泳ぎも切り替えることができて、夏の最後のレースではシーズンベストを出すこともできました。なので、少しはパンパシフィック水泳選手権から泳ぎなどを修正できたのではないか、と思います。

今年は世界短水路水泳選手権が中国・杭州で行われます。そこに向けた意気込みを教えてください。

シーズンオフ明けのレースになるので、タイムは何秒出るか、ということは明確には分からないですけど、まずは選考会でしっかり選ればれるようなタイムで泳ぐこと。そして、世界短水路水泳選手権本番では、短水路では200mバタフライの日本記録(2分02秒96)を持っているので、その記録は更新したいと思っています。

日本記録を出したときもそうですが、短水路だと結構怖がらずに前半から攻めるレースができるんです。ターンがあるからなのか、長水路のレースよりも前半が楽に感じるんですよね。でも、攻める気持ちが強すぎて、後半に崩れてしまうことがあって、私らしい一定のラップを刻むようなレースが短水路ではなかなかできないことが多いんです。

なので、いつもより楽に感じても、もっと前半から攻められそう、と思っても、そこは焦らず、長水路と同じように短水路でも一定のラップを刻むことができるような、私らしいレースをしたいと思います。

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